看板を出さない大学

いま日本の出生数は80万人。18歳人口が100万人ぐらい。大学入学者を高校の卒業生や18歳に限定してる限り、対象ターゲット数はこの先20年間減り続けます。

数を増やすには?留学生か社会人入学を増やすしかない。

いやちょっと待って。「数を増やす」「面を増やす」ために「このターゲット攻める」これって昭和の営業会議でよく聞いた言葉。

いまや、世の中は、マスから個人へと進んでる。授業でもそう教えてるはず。。

なのに、大学自体がターゲットを増やす方向に進むってカッコ悪くないか。

ここは逆張りの発想で、限定的な大学。閉じられた学校。クローズな空間を目指すのがオモロいのでは。

サロンやファンクラブなどなど。送り手と受け手が共通の価値観で結ばれているコミュニティ利用したビジネスがたくさん生まれています。

小ロットでもTシャツやマグカップを作ってくれるサービスも増えました。それは小さなコミュニティでもお金が回りサスティナブルが達成できるということ。

顔が見える範囲=「信用」のビジネス。コミュニティ。

看板のないレストラン。どうやって入ったらいいかわからないバー。

iUって墨田だし、イノベーションだし、少人数だし。。存在からしてマスから個人という大きな流れに乗ってます。

逆張り、辺境、トンガリ、パンクなどなど。。こうしたメッセージを共有できる人が育っていく。

なんかよくわからんが、すごいことやってる。

そんな大学。いや「大学」自体ももう古いから「コミュニティ」

最初に掲げたメッセージ・コンセプトが届く範囲を決め、その範囲でコスト・ビジネスを考えていく。

マーケットが縮む時代には、こんな商売の仕方が合ってるのではないだろうか。。