保護中: 情報経営イノベーション専門職大学 【イノプロ】2年D組 リクポ創業者木崎智之さま・倉谷一圭さまをお招きしました。

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情報経営イノベーション専門職大学に「大学で暴れるやつ」が出現した話 – クリエイターエコノミー的文脈な現代アート

こんなnoteを見つけました。

情報経営イノベーション専門職大学の学生が、学食の天井(電球)に蜘蛛のオモチャを付け、廊下に「蜘蛛に注意」というポスターを貼ったという話。

ここに、この大学生現代アーティスト「牧口宝桜(マッキー)」くんのnote「大学に馬鹿でかい蜘蛛を仕掛けた話」を貼っておきます。

「園子温」監督の「東京ガガガ

これ読んで、映画監督「園子温」さんの「東京ガガガ」っていうインスタレーションを思い出しました。(かなり昔に自分が書いた「地獄でなぜ悪いと東京ガガガのブログ 」)

渋谷の交差点に布団引いたり、旗持って渋谷をジャックするというアート運動。

牧口さんもnoteに書いてありますが、暴れたい「衝動」は誰しも青春時代持ってるもの。

マッキースパイダーの「狂」

マッキー蜘蛛アートは、その「狂」を表現した「アート」ですね。

いちばん面白かったのは、結局「誰も天井の蜘蛛に気づいてない」ってこと。。怒られたのも、ポスターについてだけなのかな。。

「誰も気づかないことに気づく」っていう文脈で、今回のマッキースパイダーは、現代アートとして充分成立してると思います。

アーティスト的起業 – 起業手法のひとつとしてのアート

なにを気づかせたかったのか?なんで気づかないのか?なんでクモなの??などなど。。

それに、次はどこに仕掛けるの?学校だけじゃスケール小さいし。墨田区?世界で?

このアート起業が大きく、評価されていくのが楽しみです。

この表現の名前とクモの名前もつけた方がいいと思う。iUガガガなのか。。それじゃスケール小さいなw

というか、園子温監督の「東京ガガガ」にオマージュして、クモじゃなくて「蛾」でいいんじゃないか。

それに、自社とサービスの名前を必ずつけるっていうのは授業でやってるw

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情報経営イノベーション専門職大学 【イノプロ】1年D組 MUGENUP 芝川COO・丹治CFOをお招きしました

情報経営イノベーション専門職大学の起業アクティブラーニング授業【イノプロ】1年D組 Day4 (2021年11月25日)の授業メモ。

「クリエイティブ✖️テック」MUGENUP社の芝川取締役COO・丹治取締役CFOのお招きし、「TAM・SAM・SOMとユニットエコノミクスを踏まえ、新規事業を提案する」ワークショップをしました。
最優秀賞は、「ゼラニウム(渡邊愛美・渡部圭稀・賀澤ゆりの・関谷颯斗・平盛貴羅)」でしたっ。

芝川善行COO・丹治太CFO プロフィール

  1. MUGENUPいまとこれから クリエイティブ事業の立ち上げ https://ichi-up.net/biz_5
  2. MUGENUP HP:https://mugenup.com/

学んだ言葉

  1. TAM・SAM・SOM
  2. ユニットエコノミクス
  3. イシューを立てる
  4. 事業ピボット
  5. SaaS(Software as a service)


TAM・SAM・SOMとは?

  1. TAM(Total Addressable Market)自分たちの製品・サービスが属する市場(Tシャツ販売だったら、アパレル(繊維産業)全体)
  2. SAM(Serviceable Available Market)競合含めた市場規模:他のTシャツメーカーあわせた市場規模
  3. SOM(Share of Market)自社のお客さん

お二人のお話から

  1. 「MUGENUP」の事業ピボット
    1. ソーシャルゲームが盛り上がったときに、ゲーム開発からキャラクターイラストのプロバイダーに事業ピボット
      1. ゲームのブームはいつまで続くかわからないが、キャラクターなどデジタルのイラストの需要は廃れない、と考えた。
      2. ゴールドラッシュで一番儲けたのは、「ツルハシ」と「ジーパン」を売った人
      3. ゴールドラッシュに群がる人が欲しがるモノを提供する発想。
  2. SaaS事業は、損益分岐点を超えると、とても儲かるビジネス
  3. ユニットエコノミクス
    1. 単一の収益を綿密に立てないと、大きくなった時に破綻する。
    2. 新規事業を計画する時は、必ずユニットエコノミクス視点でも検討する。
    3. ユニットエコノミクスは、2年D組 Day2でベンチャーキャピタルmintの田島ひかるさんをお招きした時にもトピックとしてでました。コチラから
  4. 事業計画
    1. ある程度の「はったり」も必要。
    2. とくに、全く新しいビジネスは、市場がないので、想像するしかない。

MUGENUP芝川さん・丹治さん御講話・資料

PDF資料をDL

御講話ポイント箇所】

8:49 MUGENUPの創業期。ゲーム開発からイラスト制作へ事業ピボットした
14:41 SaaSは儲かる。
19:39 「ベンチャーで働くと、猛スピードな成長を体感できる」
20:52 「やりたくないことはやらないでいい」のがベンチャー企業
27:28 「TAM SAM SOM」について
29:47 「ユニットエコノミクス」について

【学生発表】

31:44 安月空(Fu** You Money)
32:40 西村龍之介(LQ)
34:29 冨永慎之介(春日部防衛隊)
36:16 由本晃太郎(KKT)
38:05 渡部圭希(ゼラニウム)→最優秀賞
39:10 津之地海都(アロエ)
40:09 大澤龍真(まーち)
41:06 磯野祥大(ダンデライオン)
42:58 三輪親右(志村HD)

【最後まとめ】

44:39 芝川COO・丹治CFOの講評

授業構成

  1. MUGENUP芝川さん・丹治さんご講話(20分)
  2. 学生グループディスカッション(70分)
  3. 学生チーム発表(1分・日本語)
  4. MUGENUP芝川さん・丹治さん講評(15分)

授業システム構成

  • 今回はリアル授業
  • 学生はチーム毎に机を向き合わせ着席。ホワイトボードで

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情報経営イノベーション専門職大学 【イノプロ】2年D組 Day3 Z Venture Capital 湯田将紀さんをお招きしました

ベンチャーキャピタリストに話を聞くその2 (その1はコチラから)

Z Venture Capitalの湯田さんのお話を聞き、学生は「なぜ、あなたのサービスはユーザーから選ばれるのか?」の答えを考えました。

湯田将紀さん プロフィール

早稲田大学社会科学部卒業後、ヤフー株式会社に入社。企画、マーケティング、財務業務等に6年半従事した後、2018年10月よりZ Venture Capital(旧YJキャピタル)に参画。Z Venture CapitalではFintechを中心に投資業務に従事。2020年よりスタートアップとPayPayミニアプリ開発を目指す「PayPayAccelerator Program」を運営。過去には週刊金融財政事情「Fintech+(フィンテックプラス)」にてFintechスタートアップを紹介するコラムの連載を担当。

会社HP:https://zvc.vc/
Twitter: https://twitter.com/yudamasak1
note:https://note.com/yudamasak1/

お話のポイント

  1. 投資家が、起業プランを評価するポイントは6つ。①市場規模・②タイミング・③PMF・④競合優位性・⑤チーム・⑥バリュエーション
  2. 今日のテーマは、「真似できない競合優位性」
  3. 競合優位性 = 価値✖️独自性
  4. イノベーションは「発明✖️商業性(マーケティング)」
  5. 「発明」を「商品化」しないと、「イノベーション」ではない


競合優位性の考え方

独自性があって、価値があるもの。つまり、お客さん目線で役に立つもの。お客さんの課題を解決するもの。

それが、自分たちの「やりたいこと」「夢」を、ビジネスプランに昇華させるキーワード(考え方)です。

ぜひ、「ユーザー」目線で、「競合優位性」を説明できるようにしましょう。

下記スライドは、湯田さんの説明資料です。

ユーザーの役に立っているか?を「石」に喩えて、説明してくださっています。

  • A:競合優位
  • B: 庭の砂利(役立つものだけど、誰でも容易に手に入る)
  • C: 珍しいカタチをした石(独特すぎて「価値がない」
  • D:道端の石ころ(どこにでも手に入る)

他湯田さんからのコメント(価値・競合を考える時の発想法)

  1. 「価値」に辿り着く発想法。
    1. 発想方法:自社サービス・商品を使った人が、どんな顔でお礼を言われるのか?を具体的にイメージする。
    2. 高齢者むけに「簡単」なメッセージツールを開発する
      1. 「簡単」だけでは、「価値」とは呼べない
      2. そのツールを使ったら、高齢者の方からどんなお礼を言われるのか?イメージしてみる
      3. たとえば「孫の笑顔が見れて嬉しかった」などなど。
      4. 「孫とのコミュニケーションができて、楽しい」→これが「価値」
    3. 「価値」が明確になると、サービスの提供方法(マーケティング手法)が定まってくる
  2. 自社の代替品・競合の捉え方
    1. Netflixが誰を競合と捉えているか?
    2. 競合は「エンタメ全て」=日常の楽しみを提供する
    3. どこを競合と考えるか?その視点で、価値の定義が変わってくる
    4. 発想アプローチとして、色々な視点から「競合」を考えると、提供する商品やマーケティングの訴求が変わる

QAセッション

Q: 人のどんな面を見て、投資を決めるんでしょうか?(後藤ルナ)
A:一度、その会社に投資をしたら10年付き合うことになります。一緒にやっていきたいと思えるか、フィーリングが合うみたいなところは重要視しています。
Q:直感が大事なんでしょうか?
A:一般的な尺度もあります。その領域にとても詳しい。実績がある。スピード感を持って、事業をブラッシュアップできてるか?など、こうした尺度とフィーリングなど総合的判断になります。

Q:新しい会社はどこで発掘するんでしょうか?
A:投資家、起業家さんからの紹介が多いです。SNSで見かけたら、こちらから声をかけることも積極的にやってます。起業家は、SNSでの情報発信はした方がいいと思います。

Q:SNSでの情報発信は、事業が固まってない段階でもやってもいいんでしょうか?(関根慶人)
A:発信して損はないです。畏まらずに発信した方が良いと思います。

湯田将紀さま御講話

授業構成

  1. 湯田さんご講話(20分)
  2. ブレークアウト(70分)
  3. 学生チーム発表(1分・日本語)
  4. 湯田さん講評(15分)

オンライン授業システム構成

  • 自分・ゲスト・学生zoom。学生はリアル教室。
  • 教室スピーカーは使用せず。
  • ネット速度 (有線) 下り778Mbqs 上り 819Mbps
  • Windows機・Mac Book Air 2台体制

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マイケル・サンデル教授の「実力も運のうち 能力主義は正義か?」を読み、韓流ドラマ「SKY キャッスル」とネトフリ「裏口入学事件 バーシティブルース」を見てみた

先日、マイケル・サンデル教授の「学歴」本(実力も運のうち 能力主義は正義か?)を読みました。

楽天ブックスへ「実力も運のうち 能力主義は正義か? マイケル・サンデル

アメリカ社会の格差が固定している要因が「学歴」である!という主張。とても腑に落ちました。2016年大統領選で、なぜヒラリーがトランプに負けたか?「学歴」をキーにした分析も腑に落ちました。

また、Netflixでドキュメンタリーが見られる「バーシティブルース」事件も取り上げられています。なぜこの事件があれほど多くの逮捕者を出し、大問題になったのか。「学歴」をめぐる建前と裏側の理解が深まりました。

この本のロジックは次の通りだと思います。

  • 学歴が格差を固定している。
  • その学歴は収入と結びついている。
  • しかし、高学歴者は、学歴は平等であると主張している
  • そこに低所得者は不満である

教育にお金をさけない家庭は、有名大学に入るのは難しい。それに有名大学の入学率は落ちている。狭き門に受かった学生たちは、「学歴」は平等にチャンスがあるという建前のもと、学歴のない人への対応を間違えてきた。

この辺が、トランプ、バーシティブルースなど格差の固定の歪みの原因と思います。

こうした問題の解決策のひとつとして、サンデル教授は、入試の合否を「クジ」で決めることを提唱してます。

自分も賛成です。人間そんなに差があるわけないですから。。我々はDNAの0.1%がその人の個性を生んでいる。99.9%はみんな同じとのこと。。

自分のいた地元の大学附属小、中学校も以前は、クジで合否を決めていました。(全員ではなかったと思いますが。。自分はクジに外れましたw)

ほかにも、永く続いてる組織は、組織「継承」に偶然性を組み込んでる事例って結構多いと思います。

自分が若い頃知っていちばん驚いたのは、チベットのダライ・ラマの継承です。ダライ・ラマは、血筋でもなんでもなく、先代が死ぬと、その後「転生」したと信じられる子供を探し出し、その子が次代ダライ・ラマとなります。(転生については、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 参照)

ほかにも、司馬遼太郎さんの「この国のかたち」に江戸幕府の人材登用の方法が載っています。これもかなり適当(いい意味で。ユルさ)だったみたい。。

いっぽう、この本を読む前に偶然見てたのが、韓流ドラマ「SKYキャッスル」です。お金持ちの家庭が、家庭教師(コーディネーター)を高額で雇い、医科大学を狙う物語ですが、財力で多くの情報を集め入学することは「合理的」であるという姿が、延々と描かれています。(このドラマには、その前に見た「悪霊狩猟団:カウンターズ」の主役(ソ・ムン)のチョ・ビョンギュや、梨泰院クラスで、あの会長の子供(パク・セロイの店で働く)を演じたキム・ドンヒが双子役ででてたり、「秘密の森」で確か社長役をやってたユン・セアさんがでていたり、役者的にも楽しめます)

【スカパー!】1chから自由に選べて変えられる!

ほかに、サンデル教授の本にも紹介されてますが、ハルバースタムの「ベスト&ブライテスト」って本も有名です。「ベスト」と「ブライテスト」な人材を集めたのに、なぜベトナム戦争は失敗したのか?学生時代、読んだ時は、面白くて興奮してたと思います。

この「実力も運のうち 能力主義は正義か? マイケル・サンデル 」の原題は、”The Tyranny of merit”です。

関連作品

裏口入学事件 バーシティブルース作戦

この本で取り上げられている裏口入学事件のドキュメンタリー。Netflix。とても面白い。

裏口入学=アンフェアなのはもちろんですが、「格差」視点から捉えられたため、より多くの人々に「アンフェア」感が共有され、米国で大きな事件として取り上げれられた理由がよくわかりました。

自分的には、デスパ妻のあの双子で広告会社幹部の母親とフルハウスの妹役の女優もお金を渡していたのにショックw

フルハウスの娘は、オリビア・ジェイドは、YouTuberとして活動してます。

情報経営イノベーション専門職大学【イノプロ】1年D組 Day3 李而立さんに中国 上海のゲーム話を聞く

2021年11月4日の「グローバルビジネスリーダーからナマの経験を学ぶ」ゲストは、上海でIPビジネスに携わる李而立さん。

学生が抱いている中国の印象は「格差が激しそう」というのが多かった気がします。クラスで中国に行ったことのある人は皆無。

とりあえず、上海は東京より南にあり(鹿児島とほぼ同じ緯度)、人口は日本の10倍、GDPは約3倍ってことを覚えておきましょう。(「中国 人口」等でグーグル先生に聞くと色々でてきます)

李さんからは、「1年間現金を使ったことがない」「宅配もリアルで食べるのと同じ値段」などなど中国の日常と、モバイルのゲームやリアリティ番組が流行っている中国エンタメ市場の話をお聞きしました。

李さんプロフィール

李さんのお話

  1. 上海に来て1年経つが、これまで「現金」を使ったことがない。
  2. リアリティ番組が人気。ちょっと過剰気味。
  3. 昔のスターがいまのアーティストとグループを組んで、お互いに競うリアリティ番組が大人気
  4. アプリは、政府に申請、許可をもらってから、アプリプラットフォームに登録申請する(申請から認可までの時間は明確に決まってない)
  5. 中国に入っている日本のエンタメは、bilibiliが筆頭。バーチャルアイドルも人気
  6. 中国のゲーム会社は、売上の1/3は海外市場で稼いでいる。

李さんからのお題

「中国発のエンタメイベントを日本で広めるには、どんな手段があるか?」

学生からのアイデア

  1. ゲーム(eスポーツ的な)をプレイするリアリティショー
  2. ヒップホップ、ニートを助ける。

中国で人気のリアリティショー

  1. The Voice of China(中国好声音、The voiceの中国バージョン)
  2. Street Dance of China(这!就是街舞)
  3. Sister, (乘风破浪的姐姐)
  4. Call Me By Fire,(披荆斩棘的哥哥)
  5. 创造营2021(Produce101の中国バージョン)

李さん講義録画

上海ガシャポンQR(2010年)

授業構成

  1. 李さんご講話(30分)
  2. ブレークアウト(70分)
  3. 学生チーム発表(1分・日本語)
  4. 李さん講評(15分)

システム構成

  • 自分・ゲスト・学生zoom。学生はリアル教室。
  • 教室スピーカーは使用せず。
  • ネット速度 (有線) 下り213Mbqs 上り 189Mbps
  • Windows機・Mac Book Air 2台体制

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情報経営イノベーション専門職大学 2年D組イノプロ Day2 ベンチャーキャピタリストmint 田島ひかるさんをお招きし、「Why Now?」を突き詰メル

イノプロ2年D組Day2 2021年10月28日のメモです。

シード期のベンチャーに投資するベンチャーキャピタル”mint“の田島ひかる様(@hika_taji0527)をお招きしました。

田島さん御講話の概要

田島さんからは、「投資家は、起業プレゼンのどこに注目しているのか?」についてお話しいただきました。

ポイントは、次の3つです。順番にお話しいただいた内容をまとめたいと思います。

    1. 事業構想
    2. 起業家評価
    3. 経営チームの評価
事業構想

事業構想で見ているポイントは3つあるそうです。この3点は、起業プレゼンの資料で必ず触れる箇所を作りましょう。

また、「ユニットエコノミクス」「MVP」という言葉がでてきました。どんな意味なのかだけでも知っておきましょう。

①市場規模

      1. IPO(上場)をゴールするときに、それに見合うだけの大きな市場なのか?
      2. 小さい市場でも問題ないが、その場合は成長性をいかに説明できるか。

②競合

      1. 自社のポジショニング。先行プレイヤーとの差異はどこか?


③ビジネスモデル

      1. 誰の、どんな課題を、どのように解決するのか?どれくらいお金を貰えるのか?
      2. 「ユニットエコノミクス」「MVP」という言葉を覚えときましょう。
MVP (Minimal Viable Product)検証について

MVPを直訳すると「実用最小限製品」。要は試作品。モック版、パイロット版です。
お試し版を作って、お客さんの反応を試してみましょう。ってことですね。

試作でお客さんからどんな反応があったのか?具体的な話ができれば、投資家への説得力が増すとのこと。

ユニットエコノミクス

ユニットは「個」「単位」です。事業プランを考えるときに、売上の伸びだけでなく、1個モノを売る(一人のお客さんを掴む)のにかかるお金の出入りを把握しようという考え方です。

3年後5億円のビジネスになります!っていうアピールだけでなく、自分の考えてるビジネス。たとえば、冒頭のTシャツの話だと、1枚作るのに3000円かかったら、定価いくらにするか?ほかに宣伝費、倉庫代、アプリサーバー代とか。ひっくるめて1枚当たり、1人あたりいくらなのか、把握してみようということです。

起業家評価

投資判断には、どんな「人」なのか?一緒にやって楽しいのか?といった側面も大事なようです。

①「人」に投資する

スタートアップは、最初考えていたビジネスと違ったビジネスに変えることもあります。それを「ピボット(pivot)」と呼びます。
投資家としては、事業がピボット(変化させる)させても、すでに投資しているお金を返ってきません。そんなとき、「あなたを信頼している」「あなたが考えてやってるのなら」ということではあれば、投資したことに納得させられます。

②学生起業家が見られている点

学生起業家の話をたくさん聞いている田島さんは、社会人起業家と学生起業家では、見ている視点が違うことを話されていました。
それは、

    1. オトナとのコミュ力(素直にアドバイスを受け入れるなど)
    2. 会うたびに成長(変化)を感じられる
の2点でした。起業はただでさえ難しいのだから、一緒に盛り上げてやっていきたいとおもせるのが大事なのだと思います。
今日のテーマは、「Why Now?」
田島さんから、学生には「なぜこのタイミングで投資をしなければならないのか?」投資家から問われたら、どう答えるのか?そんなお題が出されました。

このお題に取り組んでもらった狙いは、「市場調査」の必要性を理解してもらうためです。

自分の「夢」を、ただ語ると、たんなる「起業ポエム」になっちまいます。オトナや仲間を説得するためには、客観的なデータで翻訳する必要があります。

ので、プレゼン時の資料には必ず市場規模・成長性を入れましょう。

市場調査って?

「市場調査?はっ?」っていう人も多いので少し説明します。

たとえば、自分が考えている事業が「Tシャツを作って売りたい」だとしましょう。

Tシャツの市場って?

仮に、「Tシャツのデザインをユーザーがアップして、買いたい人とマッチングさせる」というサービスを作りたいとします。

とりあえず、グーグル先生に聞きましょう。

たとえば「Tシャツ マッチングアプリ 市場規模」で聞いてみます。

すると、「繊維産業と経済産業省の取組(2020年1月7日版)」という資料がヒットしました。

この資料の7ページ目に、「フリマアプリの市場規模」というグラフが載っています。これ、使えそうです。

ほかに、5ページ目に、「国内アパレル供給量・市場規模の推移」も載っています。これがTシャツ関連サービスのいちばん大きな枠=市場と捉えてよさそうです。

こんな風に、①自分たちの会社の規模、②同じようなビジネスの規模、③最大限大きく考えたときの規模。こんな3段階で、市場規模を説明するようにしましょう。

この3段階、難しく言うと「TAM・SAM・SOM」と言います。大きい順にタム・サム・ソムです。

    1. TAM(Total Addressable Market)自分たちの製品・サービスが属する市場(Tシャツ販売だったら、アパレル(繊維産業)全体)
    2. SAM(Serviceable Available Market)ターゲットを絞った時の市場規模(年代で区切ると、たとえば若い世代、10代、Z世代)
    3. SOM(Share of Market)自分のサービスの直接のお客さん

この3つをプレゼン資料に入れておくと「わかってるな」となるでしょう。

ここまでをまとめると

    1. 「市場調査」をする。
    2. タムサムソムの3段階(TAM, SAM, SOM)
    3. 規模と成長性を把握する

こんな感じでしょうか。

「TAM・SAM・SOM」と「ユニットエコノミクス」は、1年D組Day4で起業家MUGENUPの芝川COO・丹治CFOをお招きしたときに、投資家に事業説明をするときの必須項目として挙げられていました。授業ブログはコチラから

Why Now?」を説明する5つの視点

市場が変化しているとき。これが、自分のビジネスが成功する必要不可欠な条件です。

その変化のポイント。ゲストの田島さんは5つの変化を挙げてくれました。

    1. デバイス・プラットフォーム
    2. テクノロジー
    3. ユーザー行動
    4. デモグラ
    5. 規制

この5つの変化が起きているときが、新しいビジネスを立ち上げるチャンスであるということですね。

例を挙げてみます。

・デバイス・プラットフォーム

      1. テレビからパソコン → Netflix、YouTubeが成長しました。
      2. パソコンからスマホ → FacebookからTiktok

・ユーザー行動・デモグラ

      1. コロナで在宅勤務が増える → zoom
      2. いままでいなかった人たち、モバイルネイティブな若者が登場する

・規制

      1. 規制とは、政府が課すさまざまなルールのことです。医療や学校、通信・放送などなど。法改正は、大きなビジネスチャンスです。いままで禁止されていたことが、可能になる。いまある会社では対応できない。だから新しい会社にチャンスがあるという文脈です。

この5つの文脈で「Why Now?」を説明してみましょう。

まとめ

今日は、ベンチャーキャピタリストmint 田島ひかるさんをお招きして、貴重なお話を伺いました。
  1. なぜいま?Why Now?を説明できるようにしておく
  2. 投資判断には、「人」も含まれる
  3. 市場調査を必ず行う
この3つ、1つでも頭に残っていたら嬉しいです。
田島ひかる様御講話録画
授業構成

田島様御講話・お題(20分)
グループワーク(60分)
発表(20分)
田島様講評(20分)
グループワーク(60分)

システム構成
  • ゲスト田島さんと自分はzoom。学生は教室集合ですが、zoomにログイン。
  • ネット速度:下り893 Mbps、上り864 Mbps(有線LANにしました)
  • ブレイクアウトは事前にアップロードしたファイルが機能せず。振り分けたルームに学生が自分で入ってもらいました。
  • Mac Book Air、予備機 富士通

情報経営イノベーション専門職大学 2年D組イノプロ Day1② 「アテンションエコノミー」という視点でメディアの進化を考え、NFTをそのディスラプティブなラスボスとして考えてみる

イノプロ2年D組Day1メモその② (その① NFTについてはコチラ

1970年代から50年続く「アテンションエコノミー」の終焉について

1970年代(いまから50年前w)。。「人気」や「名声」のおかげで、映画スターやアーティスト、アスリートたちの収入が増え始めました。

「鉄道王」「石油王」「新聞王」などなど。昔のお金持ちは、「資産+王」で呼ばれるのが普通。俳優や選手たちは「資産」を持たない「タレント(才能)」です。

なのに、急に稼ぎ始めた。

なにか空気のような(水商売ともいう)もので多額の収益を上げている人々。経済学者たちは、そんな人たちが登場したことに、時代の変わり目を感じ取ったのでしょう。

そこで、不動産など貸借対照表(バランスシート・BS)に計上される資産でない、人々の「関心=アテンション」で収入を得る人がいる。ということが指摘され始めました。(「資産」が「売上」を作るのに。。という前提)

そんな「アテンション」

アテンションをマネタイズするのは「メディア」です。テレビもYouTubeも、アテンションを集め、お金に換算します。

YouTubeの再生回数は、「アテンション」そのもの。もちろんテレビの視聴率も。

「アテンション × α(単価) = お金(メディア収益)」

この数式に基づき、企業が払う広告料金をメディアとクリエイター(コンテンツ)で分配します。

米国でテレビ業界市場は6兆円日本は1.6兆円。巨大な市場です。GoogleもFacebookも売上の90%以上は広告収益です。

しかし、最近この仕組みに問題が。。。

それは、メディアが増えすぎていること。

数が増えると価値が下がる。つまり、売上が減る。メディアが増え、市場全体が伸びないと、個々のメディアの取り分は減ります。。

そして、。。。誰もが「1日24時間」しかない。

いくらメディアやコンテンツが増えても、24時間以上コンテンツを消費することはできない。。。これ永遠のテーマです。

ゆえに、メディア市場は、常に「代替」されるリスクが。。新しいメディアが出てくると、古いメディアは使われなくなって潰れてしまう。。

アメリカやイギリスでは、すでにYouTubeよりtiktokのほうが視聴時間が多い。ユーザーの時間を取り合ってるので、両方が生き残ることはないのです。

ということで、メディアが増えすぎで、「アテンション」をマネタイズしてきたメディア市場が機能不全を起こしています。

これが2020年代の現状です。

そこに登場したNFT。

NFTとメディアを結びつけた先になにか新たなビジネスはないものだろうか。

先日のDay1①で考えた「NFT×コミュニティ」ビジネスモデルは、クリエイターにも報酬が行き渡る新たなコンテンツ装置になるのではないでしょうか。

その理由は、まずブロックチェーンを基盤にする「クリエイター・コミュニティ」は、透明で公平なものになる可能性が高いことがあげられます。報酬にトークンを用いる組織モデル(DAO:Decentralize Autonomy Organization)は、貢献度による報酬が可能になり、クリエイターのモチベーション維持に役立ちます。

また、DAOによる「コンテンツ生成装置」は、運営コストが安価になるでしょう。既存メディアのような株式会社的、IP管理・企画などの頭脳・管理部分が不要です。

NFTを作品だけでなく、コミュニティに紐づけるイノベーションが、次世代のメディアビジネスの主流になるのではないかと思います。

ここで、ようやくメディアの種類は変われど、アテンション=広告収入だけに頼っていたクリエイターは、大量のコンテンツを作り続ける重労働から解放されるのではないでしょうか。


アテンションエコノミーの関連記事

① ハーバート・サイモンのthe Bottleneck of Attention: Connecting Thought with Motivation

ハーバート・サイモンは、アメリカの学者。1978年にノーベル経済学賞。

②マイケル・ゴールドハーバー(Michel H. Goldhaber)の”The Attention economy and the Net

 money now flows along with attention

View of the attention

If you have a Web site, don’t charge for it, because that will only reduce the attention it gets. If you can’t figure out how to afford it without charging, you may be doing something wrong.

View of the attention

The Paying attention, the attention economy,March 31, 2020, Berkley Economic Review

Later, in 1997, theoretical physicist Micheal Goldhaber warned that the international economy is shifting from a material-based economy to an attention-based economy, pointing to the many services online offered for free. 

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情報経営イノベーション専門職大学【イノプロ】1年D組 Day2 ミャンマーYathar市川俊介CEO

2021年10月14日の「ビジネスリーダーからナマの経験を学ぶ」ゲストは、ミャンマーのグルメアプリでトップシェア”Yathar“を創業した市川俊介CEO(@Shun_NoBorder)。タイ・チェンマイから。

不便さに起業のヒントがたくさんある、壁にぶつかったらスライドしてみる、などなど起業家としてのフレームワークをたくさん学べたと思います。

市川さんのお話

  1. 2018年4月ローンチ。6ヶ月でミャンマー市場のグルメアプリシェア1位に。
  2. Grab、テンセントのような「スーパーアプリ」を、世界で初めてフードテック領域から目指す。
  3. 現在、医療、ビューティー、メディア、無線LAN、POSなど14サービスを展開。
  4. 資金調達シリーズA。1.5億円
  5. 会社は山あり谷あり。クーデターのように自分ではコントロールできないことも起きる。
  6. ずっと上手くいく起業家はいない。

市川さんからのお題

「2024年までに連結売上50%以上を①Food以外の領域、または②ミャンマー以外の国で計上するビジネスを考えよ!」

学生からのアイデア

  1. Yathar sense:アメリカ “citizen” 。災害情報はミャンマーに必要。ニーズあり。
  2. マッチングサービス:安全性の担保があれば、絶対流行る。またFemtechにも繋げられる。
  3. EC・人材:ラベリングが必要。市場調査でもうひと掘りして、成長分野に特化する。
  4. ペイメント:規制があり外国でファインス業を始めるのは中々困難。Yatharは各ペイメントサービスをまとめるプラットフォーム的立ち位置を狙った。

市川さんのお言葉

  • 「ビジネス上手くいかない理由をコロナのせいにする人が多い。ミャンマーはもっと。クーデターのせいにする。起業は逆。『不便』を解決するから起業。コロナとかクーデターで『不便』が増えると、起業のタネが増える。
  • ミャンマーはFacebookで男女が出会うことがとても多い。しかし、安全性の担保がないため、よからぬことも起きている。
  • 安全性を担保する仕組み:人工知能、テクノロジー、仕組み、ポリシー。。仕組みを考える
  • 自分たちをラベリング・ブランディングしないと成長できない。
  • 誰に何を提供するサービスか言葉にする。
  • 市場調査:コアに突っ込む。一段、二段、深めると、ビジネスとして立ち上がる。たとえば、「トゥクトゥク」はもう観光客向け。すでに地元の人は使ってない。タクシーに乗る。
  • 飽和状態の市場の起業考え方:プラットフォームにする。既に市場にいるプレイヤーをアグリゲートして、ひとつ上のレイヤでビジネス構築してみる。
  • 英語について:英語プレゼン出来ないと起業家としては成り立たない。ただ、綺麗な発音は必要ない。カンボジアの大学でビジネスを教えてるが、そこでは「ノンネイティブ英語推奨」。アメリカ人が会話に加わると、それ「ノンネイティブ」じゃないよねって指摘されるw

授業構成

  1. 市川さんご講話(15分)
  2. ブレークアウト(60分)
  3. 学生チーム発表(1分・英語)
  4. 市川さん講評(15分)

システム構成

  • 自分・ゲスト:zoom(教室プロジェクタにピン留めで表示)、教室スピーカーから音声。
  • ブレークアウト時、学生はイヤホン着用。
  • ネット速度 (有線) 下り743Mbqs 上り 609Mbps
  • Windows機・Mac Book Air 2台体制

 

情報経営イノベーション専門職大学【イノプロ】2年D組 Day1 Bored Ape Yacht ClubとLoot

2年生のイノプロ初日のメモです。今日話したトピックについて。

まず「NFT」の新しい動きについて。

前期、注目すべきテクノロジーとして、この3つを取り上げました。
①NFT
②メタバース
③クリエイターエコノミー

とくにNFTは、
①アート作品がバカ売れしてる
②転売されてもクリエイターにお金が入ってくる
③トレーサビリティすごいっ。

という話でした。

あれから半年。。一過性のブームは去ったか。。と思いきや、市場は盛り上がったまま。

CryptPunksは1週間で80億円の売上。(市場規模は、NonFungible.com で)

アートファンてそんなにいたっけ?疑問に思う人もいるでしょう。

諸々調べてみると。。。NFT界隈では、アート作品販売だけにとどまらないオモロイ展開が生まれています。動きが早いっ。。

新たな事例を2つ紹介します。

まず、”Bored Ape Yacht Club”

Ape=「猿」ですね。ポップアート的な猿のイラスト。

2021年4月に発売開始され、半年でトータル10億ドルのビジネスに成長。いまでは1枚2000万円で取引されています。これはスゴい。。

BAYCのどこが新しいのか?

まず第1に、これ「NFT×会員権商売」ってとこです。猿のイラストが、Ape ヨットクラブの会員券。

同社サイトから引用してみます。

When you buy a Bored Ape, you’re not simply buying an avatar or a provably-rare piece of art. You are gaining membership access to a club whose benefits and offerings will increase over time. Your Bored Ape can serve as your digital identity, and open digital doors for you.

BAYC

これを購入すると、クラブ=コミュニティへ入会できる。。購入した人同士のコミュニティで楽しもうっていう。

でも、知らない人同士でなにするの?って疑問も。。

そこは、お金儲けにつながることも書いてあります。Bored Ape購入者には、商用目的利用が許可されています。

Ownership and commercial usage rights given to the consumer over their NFT

BAYC

実際に、米国のクラフトビールレストラン”North Pier Brewing Company“がApeを購入、“Bored Ape IPA”を発売しています。4缶パックで12.99ドル。

Ape into this IPA with tropical fruit & passionfruit aromas and a touch of hop bitterness. This IPA is a tribute to the Bored Ape Yacht Club #BAYC. Stay bored, my friends. #NFT

North Pier Brewing Co.

購入者が、とりあえず自分の商売に結びつける。

そんな事例がもう生まれてます。。

第2に、Bored Apeを作った人は、ファシリテータ的な役割を果たしています。

今年前半は、NFTだと転売されてお金入ってくる。クリエイターがやっと自分のアートを売って自活できるって思ってました。

とても夢ありますね。

Bored Apeは、それだけじゃなく、このApeアートでもっと儲かる商売できるんでは?ってことを考えてます。

プロデューサーの立ち位置。(クリエイターでなく)

IPを一個作ったら、マーチャンダイズや他のメディアで売る。

ディズニーは、映画やイベント、ディズニーランド、ゲーム、お菓子、グッズでビジネスを大きくしました。

それをBored Ape=NFTでやるということです。

たとえば、ヨットクラブメンバーには、”Bored Ape Comic“というApeのコミックを制作しているグループがいます。

全部で10,000冊発売され(もちろんNFT)、いま2万円ぐらいで買えます。(自分はまだ買ってませんがw)

このプロジェクトは、Club公認でなく、Apeを購入した3人が”勝手に”始めたものです。

この辺の距離感が、ディズニーなどNFT以前のコンテンツビジネスと違うところでしょう。

NFT以前は、著作権侵害に対し、裁判、弁護士などが必要でした。

NFT以降は、テクノロジーがそれを担います。

Bored Ape Comic“の”Roadmap”には、こんな項目が書かれています。

メタバース上の土地を購入、またメタバース内に溜まり場を作る、ラジオショウを制作する、持っているApeを次の#2に登場させる。。などなど。

キャスティング募集の告知やコミュニケーションはdiscordでしてます。

次の#2のApe募集は、もう始まってますね。64匹が掲載されるそうです。ちなみに、募集してるAvaCastは、アバターのキャスティングマッチングサイトです。

以上、Bored Ape Yacht Clubは、「NFT×会員権」ビジネスで、制作したチームはプロデューサー的な立ち位置。これからのIPビジネスの姿を示しているといえます。

次に”Loot (for adventure)“について

Lootのサイトにいくと、黒地にテキストが書かれたカードが並んでます。

わけわからん。。という人も多いのではないでしょうか。

Lootが販売してるのは、冒険に持っていく道具が書かれたカード(Bag)です。道具は8つです。

Each loot bag contains 8 items: a piece for an adventurer’s chest, foot, hand, head, neck, ring, waist, and weapon.

Loot

これが、Openseaで200万円くらいで取引されています。

なんでお金払うの?カードの価値はなんなのでしょうか?

Lootの新しさは、次の2点です。

まず、ブロックチェーン時代の新たなマネジメントスタイルであることです。

配られるのはミニマムな情報だけ。あとは自分で考えろと。。

Bagには”intentionally”(ワザと)諸々の情報を省いてるとあります。

Stats, images, and other functionality are intentionally omitted for others to interpret. 

Feel free to use Loot in any way you want.

 

Loot

なんか究極。自由にやれと言われるとなにしていいかわからなくなるパターンになりそうです。

もう一箇所引用します。

Loot is the unfiltered, uncensorable building block for stories, experiences, games, and more, in the hands of the community, at no cost. Loot pursues complete decentralization from day one.

Loot

ゲームを構成する最小元素だけを提示する。なんの色もついてない。

レゴみたいなものですね。

これは、ブロックチェーン時代のファシリテート、マネジメントのヒントになるかもしれません。

2つ目は、Apeと同じで、コミュニティを形成する点です。

Lootを買った人が、ゲームのストーリー、キャラの外見・デザインを決めていく。

With no company, art, team, or attributes, Loot makes it impossible to gate-keep any creative decisions

Loot

Lootのbagは全部で8,000個。いつも話をするアメリカOben社のパートナーは、「RPGと一緒だし、それほどわからんでもない」みたいなことを言ってます。

それに、始めたのがVineの創業者「Dom Hofmann」氏ってとこが、西海岸シリコンバレー界隈でささってるようです。「彼はビジョナリー」としてリスペクトされてます。

受け手の想像力を試すような遊び。Less is more. Silence is golden. 黙して語らず。秘すれば花。。ミニマルな姿勢には昔からいろんな表現があります。

水墨画のようなプロジェクト。。

Yacht Clubはイラストは提供されてました。Lootはもはやそれすらもない。共通してることは、コミュニティ運営が主軸だということ。

ということで、NFTの新たな動き。まとめると

  • NFTをコミュニティ会員権として利用
  • NFTを購入=方向性共有してる仲間
  • コミュニティには同じ趣味の仲間が集まる場所
  • NFT制作・販売してる人は、クリエイターというよりビジネスプロデューサー
  • コミュニティのファシリテートをする
  • その方向性をroadmapで明示
  • マネジメントは、ブロックチェーン、スマートコントラクト等が前提

システム構成

2年生の初日。今回も「先生はzoom、学生は教室」パターンで授業をしました。グループは、自主的に組んでます。全部で9グループ。

また、後期は初回と2回目の間が1ヶ月空きます。。ずいぶんイレギュラーな日程になっております。

今回はネットワークがズタズタでした。ネット速度は、前回1年生と同じで支障でないはずなのですが。。

ネット速度:上り34.6 Mbps、下り30.3 Mbps
Mac Book Air 13
zoom

追記: こんな展開も

授業初日メモ – その② アテンションエコノミーについてはコチラ