国商 最後のフィクサー 葛西敬之 – 森功

国鉄の改革3人組や、安倍元総理の後ろ盾、リニア新幹線などなど。。よく名前を耳にした葛西敬之氏の評伝です。 自分の好きな森功氏が作者ということで、読んでみました。 東海道新幹線は「JR東海」が保有。東京駅は「JR東日本」。続きを読む “国商 最後のフィクサー 葛西敬之 – 森功”

室町は今日もハードボイルド 日本中世はアナーキーな世界 – 清水克行

高野秀行さんとの対談本『世界の辺境とハードボイルド室町時代』『辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦』を読み、清水克之さんのことを知り、ぜひ読みたいと思ってた本です。 現代の日本社会の礎は、中世に始まっている。中続きを読む “室町は今日もハードボイルド 日本中世はアナーキーな世界 – 清水克行”

地図と拳 – 小川哲

2023年前半の直木賞受賞作。新宿紀伊國屋さんで平積みしてるのをみて、ジャケ買いというかタイトル買、ボリューム買いしました。 「地図と拳」のページ 日本が満洲国を作ってた時代のお話。満州を舞台設定にしてる小説に、なぜか惹続きを読む “地図と拳 – 小川哲”

ルポ パパ活 – 日向琴子さん

社会の裏側を垣間見られる本。 マッチングサイトで働いていた著者(日向琴子さん)がその経験を語っています。また、マッチングサイトを利用している人たちのインタビューも面白い。 著者が働いていたマッチングサイトは、元々教科書の続きを読む “ルポ パパ活 – 日向琴子さん”

わが町 新宿 – 田辺茂一

紀伊国屋書店の創業者である田辺茂一さんの自伝的エッセー。 装丁もカッコいいし、新宿の紀伊國屋で見つけ、学校図書室で購入してもらいました。 紀伊国屋が元は炭屋で、いまの新宿紀伊國屋の周りは、炭問屋が集積していて、さらに新宿続きを読む “わが町 新宿 – 田辺茂一”

パリ市立近代美術館 – ラウル・デュフィの「電気の精」

ラウル・デュフィの巨大な絵に会いに、パリ市立近代美術館(Musee d’Art Moderne Paris)まで行ってきました。 ホテルのあるマレ地区からセーヌ川沿いを徒歩で1時間あまり。 すっきりした青空、続きを読む “パリ市立近代美術館 – ラウル・デュフィの「電気の精」”

岩は、動く – ぴあ創業者「矢内廣」さん自伝

「ぴあ」という会社を知ってますか? いまは「チケットぴあ」で有名です。横浜に「ぴあアリーナMM」というライブ会場も持っています。 この「ぴあ」は元々「雑誌」。情報誌の名前です。映画やライブ、演劇の情報が山盛りになっている続きを読む “岩は、動く – ぴあ創業者「矢内廣」さん自伝”

マイケル・サンデル教授の「実力も運のうち 能力主義は正義か?」を読み、韓流ドラマ「SKY キャッスル」とネトフリ「裏口入学事件 バーシティブルース」を見てみた

先日、マイケル・サンデル教授の「学歴」本(実力も運のうち 能力主義は正義か?)を読みました。 楽天ブックスへ「実力も運のうち 能力主義は正義か? マイケル・サンデル 」 アメリカ社会の格差が固定している要因が「学歴」であ続きを読む “マイケル・サンデル教授の「実力も運のうち 能力主義は正義か?」を読み、韓流ドラマ「SKY キャッスル」とネトフリ「裏口入学事件 バーシティブルース」を見てみた”