店舗型飲食店経営の極意 シンラガーデン西川明良社長 – サタデーハッカソン
2023年12月23日(土) 1040-1610
川越市で焼肉の名店「シンラガーデン」を展開する西川明良社長、小川町町議笠原規弘さまをお招きしました。
西川社長のお題は、「埼玉県小川町の2000坪の土地で新たなビジネスを考えよ!」
この土地は、西川社長が2023年3月まで滋賀県のフランチャイズ「うお松」を展開していた場所。焼肉と松茸が8000円で食べ放題というキャッチーなメニューで繁盛していました。
しかし、円安などもあり、松茸の原価が上昇、あまりの原価率の高さに閉店を決意。その後、なにもしないまま放置プレイされていた場所。
この土地+店舗を利用して、新たなビジネスを考えるというお題が西川社長から出されたミッションです。
笠原議員からは、小川町の特徴を色々教えていただきました。
現場は、国道254線沿い、通行量は多く、隣はマクドナルド。近隣のゴルフ場、キャンプ場など遠方から訪れる人も多いとのこと。
また、小川町は「和紙」で有名ですが、そのほかにも酒蔵やワイナリーなどがあり、「とかいなか」として活性化を目指してます。
西川社長から店舗型飲食業の鉄則を色々教えていただきましたので記録しときます。
①30:30:10ルール:飲食業は、原材料費・人件費・家賃が売上の70%に収まっていればたいてい儲かる。フランチャイズの場合、厨房が不要でシェフも不要なので、人件費が安くなる。その分、原材料費を高く設定いい食材を使い、家賃の安いロードサイドなどに出店する。というモデルが多い。
②業態と立地でほぼ決まる:ニッチな料理(例:スリナム料理とか)を小さな商圏でやる?ニッチビジネスは、人口の多い場所(いろんな人がいる)でやれば成立する。
③単価×席数が大事:来店数が多くても、席に着いて注文もらわないと売上にならない。。
④人口の定義は、2通り(住んでる人、働きに来てる人)ある。
⑤商圏によって違う宣伝手法:地元の人相手のお店は、看板や紙広告が効果的。高単価な店舗は、商圏も大きく狙う。遠方からの来客に、看板は必要ない。商圏を広く取れば、ターゲット人口も増えるので、紙広告よりもネット広告の方が効率的。
⑥坪単価:売上坪20万円あれば、まぁまぁ。もし家賃が坪1万円であれば、売上の5%なので、うまくいく可能性が高い。(東京だと家賃相場坪3万円。川越は1万円)。内装工事(食器含め)は坪100万円くらい。カフェだと坪20万円くらい。
⑦お客さんは、想像以上に自分の店に興味がない:店を始める時、初期投資で全額使わない。
こうした店舗経営の極意や、閉店を決意した理由などを、具体的な数字を共有しながら、お話いただきました。
学生にとっては、ナマの経営に触れられる貴重な機会だったと思います。
2日目の様子:サタデーハッカソン 2024 WINTER 優勝チーム決定!
